おんな

二十代は 美しく
三十代は 強く
四十代は 賢く
五十代は 豊かに
六十代は 健やかに
七十代は 和やかに
八十代は 愛らしく
そして いぶし銀のように再び美しく


このような額(石板)を、ずっとずっと前に友達から頂きました。カウンターのバックの戸棚の上に飾ってあります。時々お客様がメモをして帰られます。
ふと、私も目が行き…はたして私の人生はどうだったかな?と振り返って…
『おんな』は…女の子から始まり女性、奥さん、お母さん、お婆さんと、何回も変身しなければならないのだなぁ。と、しみじみ…ちなみに私は67才。二十代・三十代は、我武者羅に仕事に打ち込んだ!その人生の中で二人の娘が私の宝物だが、なかなか良い母では無かったのではないかなぁ?!と反省している。上の娘は44才、下の娘は35才。上の娘は内心を表現する事が不器用だが、私(母親)の事をよく理解している。言葉の表現は不器用だが、音感は良く、卒業式や入学式など学校に行ってみると式典でエレクトーン伴奏をしていたのを思い出す。下の娘は表現豊かで、お母さんが喜ぶから!と私と一緒に日舞の稽古を五歳から頑張って二十歳の若さで花柳の名取と成った。私はこの二つの宝に恵まれたのでもう欲張るのはよそう!と思っております。…が、しかしやはり、まだまだ仕事は面白い!!今楽しい仲間と活動している事もまだまだ夢がある!!
娘たちが笑います!!…年が足りなく成るよ!って。